Step 01受注
注文書の内容をコンピューターにインプット。
内容を確認し、間違えが無いか、納期は間に合うかなどを確認し、弊社の製造を行う作業伝票を発行します。
Step 02口付
パイプを引き抜く為のつまみ部分である“口”を作ります。
パイプを引抜く為、先端を口ばしのように尖らせます。
これを“口”と呼んでいます。
- スウェージング(ロータリー式)
- つぶし(油圧プレス式)
Step 03抽伸
上記の“口”を掴んで、パイプを引き抜きます。
引抜は、通常2回~3回、多いものでは5回です。厚肉ものやリダクションが高い場合は、中間なましを実施します。引き抜き長さが8mを超えて伸長する場合には、母材をあらかじめ半切して双方のパイプに口付を実施。
Step 04矯正
引き抜き管の曲がりを直します。
ロール矯正機(縦または横型)
ドラムやシリンダー等、矯正をしないもの有ります。
Step 05切断
パイプを切断します。
- 公差付定尺
- 切揃え
- 乱切り・他
Step 06熱処理と洗浄
調質を決めます。
- 6000系合金等の熱処理型=T処理(T3、T8)
- 5000系合金等の非熱処理型=H処理(H34・H32)
- 合金問わず、ナマシ=O
- その他調質
Step 07検査
作業伝票の指示どおりに寸法、精度が合致しているかを検査
精度の非常に厳しいOA用ロールでは、振れ、切断長の自動検査機も備え、さらに目視で内面の傷などをチェックしています。
Step 08梱包
大きさや長さに合わせた梱包を致します。
荷姿は一般ものは結束やビニール入れ、薄肉もので凹む心配が有るものはエアキャップ、木箱等で対応。
お客様のご要望に沿った梱包が可能です。
Step 09出荷
コンピューター管理で、お客様のご指定場所に納品します。
リピート品では、パイプの仕様や納入先などコンピューター登録されますので、細かい注文指示が不要です。従来通りと指示頂ければ結構です。