CPACの特長
-
超軽量
鉄の約1/4以下
軽量化により、交換時のメンテナンスが楽になります。また、他の部品への負担を軽減し、寿命を長くします。
-
高剛性-低たわみ
鉄の約2倍
剛性のピッチ系CFRPを内径クラッドにより、たわみを大幅に低減。これにより装置の広幅化が可能
-
高強度
鉄と同等以上
軽量で高強度なロールは、ライン・装置の高回転・高速化を安心なものにします。
-
高精度
ロール材の大敵、曲がりを低減
CFRPは、ロールの直進性を確保し、高精度のロールを担保します。
-
低貫性モーメント
ライン・装置の駆動エネルギーの制御
危険回転が大幅に向上します。低トルクで、ライン・装置の指導・停止がスムーズに。
-
表面処理特性
CFRPの外周は、アルミ合金
外周が、2~3mmのアルミ表面の為、従来通りの表面加工が可能です。
通常の金属ロールと同様に、切削・溝切り加工、表面処理が可能に。
画期的なクラッド製法
長尺のCFRP管を、冷間引き抜き加工を利用した独自技術により、クラッド加工と接着塗布までを同時進行。従来加工法でCFRP管とアルミ引き抜き管を別々に製作している時間内で製作可能とします。 圧倒的なスピードで加工が可能となりました。 さらにホーニングコスト等も省略できます。
従来のクラッド製法
- CFRP管とアルミ合金管をそれぞれ製作。
- アルミ合金管の曲がり矯正と真円度出しの為に内径切削、さらにホーニング加工を実施。
- CFRP管の表面に薄いシムを貼り付け、さらに接着剤を塗布。またはアルミ合金管にヒーターを巻き熱による膨張作用で径を膨らまし、CFRP管を挿入(焼き嵌め)。
フリー設計(素材として提供)
山川工業ではCPACをロール用素材、巻き取り芯(コア)素材として自由に設計、加工をしていただくために提供いたします。
サイズ | φ160台まで |
---|---|
長さ | ~5,200mmまで |
剛性 | 鋼管クラス以上~ |
ロール、コア製品としても提供
当社関連加工業者にて、ロール、コアの製品販売も致します。